療育相談
気分が落ち込む、生活リズムが整わない、勉強のやる気が出ない、お友達とのトラブル、学校に行きにくい等さまざまな困りごとをお持ちのお子様のかかわりについて療育相談を行っています。
それぞれの年代・困りごとに合わせた療育相談を行っています。
患者様の声
- 子育てについて誰にも相談できずに抱えていたので視野が狭くなりしんどかったが、カウンセラーに話すことで視野が広がった。
子どもの事も家族の事も客観的に捉えられるようになった。 - 子どもが学校に行けない理由が分からず、本人も分からないとの事。
親としてどうかかわってよいか分からず気を遣いすぎて疲れていたが、カウンセリングで子どもの特性や傾向を考えながら具体的なコミュニケーションのコツを聞くことで、子どもに合った関わり方を見つけていくことが出来た。
子どもは少しずつ悩み事を話してくれるようになった。
※当院で実施する「療育相談」参加者アンケートより
ペアレント・トレーニング
〈発達障害をお持ちの保護者の皆様へ〉こんな困りごと、ありませんか?
- なかなか動かない子どもに対して怒ってしまう
- いくら言ってもやめない困った行動に対して対処法が分からない
- 「よいところ」が見つかったのに上手なほめ方がわからない
- など
一緒に解決にむけて取り組みましょう
生きる育む輝くメンタルクリニックでは、発達障害及び類似の問題があり現在通院中の方の保護者の方を対象にペアレント・トレーニング(療育相談)を行っています。
お子さまとうまくコミュニケーションをとるためのポイントを学び、ホームワークなどを通して理解を深め、身につけることができます。
今までよりも、親子が笑顔でいられる時間を増やすお手伝いができればと思います。
お気軽にお問い合わせください。
心理士より
ペアレント・トレーニングは子どもの行動を直すためのものではありません。親が子どもにとってわかりやすく、具体的で効果的な対応を身に着けることで、親と子供が自己有能感や自尊心をとりもどし、より穏やかな日常を送れるように親をサポートするものです。
子どもとの関わり方についてプログラムに沿ってカウンセラーと一緒に取り組みます。
ある患者さまの例
子どもが言うことを聞かずどうしてもすぐに怒ってしまう。子どもは怒られたくないので嘘をつき親がまた怒るという悪循環になっていた。
ペアレント・トレーニングでのプログラムを通して、まずは親が好ましい行動に目を向けてほめて認めてあげることが必要だと気づいた。好ましい行動をほめるホームワークを実践後、普段意外とほめていないと分かった。
早速家でこどもをほめてみると少しはにかんだ様子だった。ペアトレで具体的な関わり方を学び、子どもに対する混乱や戸惑いの気持ちを直接ぶつけることなく、落ち着いて対処できるようになった。
このような声をいただき、とても嬉しく思っています。
子どもと安心して関わることが出来るように、お手伝いが出来ればと思います。
プログラム内容(予定)
主に下記のテーマでプログラムを進めます。
回数 | 内容 | ホームワーク |
---|---|---|
1 | オリエンテーション ペアレント・トレーニングとは | 子どもの行動観察 |
2 | 子どもの行動を3種類に分けてみる | 子どもの行動を3種類に分けよう |
3 | 肯定的な注目を与えよう ほめ方のコツ | 好ましい行動を見つけ、ほめよう |
4 | 好ましくない行動を減らす① 〜上手な無視の仕方〜 | 子どものよいところをキャッチする |
5 | 好ましくない行動を減らす② 〜無視とほめるの組み合わせ〜 | アクションプラン |
6 | 子どもの協力を増やす方法① 〜効果的な指示の出し方①〜 | 指示の出し方① |
7 | 子どもの協力を増やす方法② 〜効果的な指示の出し方②〜 | 指示の出し方② |
8 | 子どもの協力を増やす方法③ 〜よりよい行動のために〜 | より良い行動のためのチャート |
9 | 制限を設ける 〜警告とペナルティーの与え方〜 | ルールとペナルティー |
10 | これまでのふりかえり |
〔引用・参考〕上林靖子、2009年「こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング」中央法規
募集要項
場所
◇生きる育む輝くメンタルクリニック各院
- 梅田本院【当院】
- Neo 梅田茶屋町 >>
対象
- 発達障害および類似の問題があり、『現在通院中の方』 + 『主治医の承諾のある方』
※カウンセリングの中でのプログラムになりますので、主治医にご相談ください。
費用
保険診療費に加えて、予約料(選定療養費)4,000円(税込4,400円)が必要です。
注意点
ペアレント・トレーニングはカウンセリングの中で行うプログラムです。ご理解のほどお願い申し上げます。
申し込み方法
-
当院通院中の方で参加を希望される方は、まず主治医までお問い合わせください。
他院通院中の方は、主治医の先生の紹介状が必要です。まずは主治医の先生にご相談ください。 - 主治医の承諾が得られた方は、各院受付までご連絡ください。
- 梅田本院【当院】
- Neo 梅田茶屋町 受付(3階) >>
よくある質問
- 1回の流れはどうなっていますか?
- 原則はプログラムの内容に書いてある流れで進めます。ホームワークがありますので、ホームワークの確認と内容の説明があります。
- ホームワークはしないとダメでしょうか?
- ホームワークでの実践が重要なので、原則して頂く必要があります。出来なかった場合はやりやすい方法を一緒に考えるなどサポートいたします。
- 頻度はどのくらいで通うべきでしょうか?
- 月1~2回が目安になります。ご予定とご相談しつつ決めていきます。
- 途中でやめることはできますか?
- プログラムの内容には連続性があり、なるべくすべての回を受けていただくとより効果的です。お仕事や体調などもありますので、随時ご相談しつつ進めます。